東京都伝統工芸品指定
江戸鼈甲 伝統工芸士 『仙翠の世界』

作風と技法
 
作風について  

作風について 面と細線の融合。鼈甲象眼・螺鈿技法を得意とし、古式美に洋風感覚を組み合わせた独自の工芸感覚をもつ。 仙翠のメガネフレームの大きな特徴は、耳にかかるテンプルと呼ぶ場所で、螺鈿の技法を用いて ライン模様で抽象的なデザインを施し、特に黒鼈甲でイニシャルを表現する手法は誰にも真似ができない。 又、象嵌の技法を用いて「菊花・蝶」などを抽象的に施し、眼鏡の小さな空間をうまく利用して 遊びの心を表現しています。 作品には優れた技術の証として工芸品鑑別書を添えています。

仙翠作業風景1

仙翠作業風景2

仙翠作業風景3

技法について -テンプルに鼈甲をつける-  
●眼鏡フレームのテンプルに
べっ甲をつけると...

-仙翠が語る-

既存の眼鏡フレーム(テンプル部)に鼈甲をつけることは、通常は丁番の手前までの加工で段差があり、美しいものではありませんでしたが、私共では段差無くフレームのテンプル部に鼈甲を取りつけることができるのです。


これが匠の技だ!!

 

  通常は丁番の手前
  まで加工だが... 
仙翠の技を丁番ぎりぎりまで
べっ甲加工が施されている

-仙翠が語る-

今ある眼鏡フレームのテンプルに仙翠の巧な技で鼈甲を装飾することにより、今の眼鏡に新しい命が吹き込まれ、しかも格調高い眼鏡フレームに生まれ変わります。
・発注後3週間でお客様のお手元にお届けします。

 
●横から見ると

原型
普通はこうなるのだが...
仙翠の技をつかうと
こうなる!

仙翠の號について  

自分の作品の証明として【仙翠】という號を刻印しております。

 

 
伝統工芸品に遊びの心を入れて創作

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