作風について 面と細線の融合。鼈甲象眼・螺鈿技法を得意とし、古式美に洋風感覚を組み合わせた独自の工芸感覚をもつ。 仙翠のメガネフレームの大きな特徴は、耳にかかるテンプルと呼ぶ場所で、螺鈿の技法を用いて ライン模様で抽象的なデザインを施し、特に黒鼈甲でイニシャルを表現する手法は誰にも真似ができない。 又、象嵌の技法を用いて「菊花・蝶」などを抽象的に施し、眼鏡の小さな空間をうまく利用して 遊びの心を表現しています。 作品には優れた技術の証として工芸品鑑別書を添えています。
-仙翠が語る-
既存の眼鏡フレーム(テンプル部)に鼈甲をつけることは、通常は丁番の手前までの加工で段差があり、美しいものではありませんでしたが、私共では段差無くフレームのテンプル部に鼈甲を取りつけることができるのです。
これが匠の技だ!!
今ある眼鏡フレームのテンプルに仙翠の巧な技で鼈甲を装飾することにより、今の眼鏡に新しい命が吹き込まれ、しかも格調高い眼鏡フレームに生まれ変わります。 ・発注後3週間でお客様のお手元にお届けします。
自分の作品の証明として【仙翠】という號を刻印しております。