ご安心ください。 私どもが扱っている鼈甲の原材料は輸入禁止前に入荷され、その在庫量は経済産業省・環境省に登録されております。現在、業界では伝統工芸を守るため、原材料の輸入再開に向けてがんばっております。
陳列時には必ずコップに水を入れ照明の熱に注意してください。 長期間使用しないときは防腐剤をご使用下さい。また必ず使用後は乾拭きをする。
テンプルの上下面に細胞組織の層のスジが判るようになる前に新品仕上げする事で、ヤスリ等を当てず、バフ仕上げで済むので肉厚が薄くなりません。また鼈甲の細胞組織の剥離が起きにくくなります。
総鼈甲の玉入れは通常の眼鏡枠の玉型より小さめに入れて下さい。鼈甲眼鏡枠の製造過程において玉型を矯正して型を出しているために、温度・湿度差による復元力と鼈甲の収縮がおきるので、日時が経つとレンズに枠がなじんできます。暖かい所から寒い所に出たとき等急激な温度差・湿度差で眼鏡枠の智下が破損することがありますが、元に戻ろうとする力と収縮する力が一番弱い場所に加わった事が原因と考えられます。この事柄から元の形へ戻ろうとする復元力と鼈甲の収縮が起こる事が判ると思います。
テンプルを両面から加熱することにより両面の伸びる割合が一緒の為、内側部分の距離が短い分たるみが出てしまうために起こる。 曲げる時、内側になる面に水をつけて外側と内側の温度差をつける事で伸びる割合が違うのでシワがよらない(指に水をつけ、サッと撫でるくらいで良い)